仏式 - 葬儀[お墓百科]

葬儀

仏教の形式で行う通夜・葬儀です。

仏式の通夜

遺族や親族のみで行う「仮通夜」、一般の弔問を受ける「本通夜」があります。
通夜はもともと、遺族が葬儀まで故人を守って夜通し起きていることを指していましたが、現在、とくに都市部では短時間ですませるのが一般的で、夕方から三時間程度で終わります。

通夜ぶるまい

故人の供養の一環として参列者に食事やお酒をふるまいます。
本来は精進料理なのですが、現在は寿司やサンドイッチ、煮物や揚げ物、お菓子、果物などを用意することが多いようです。
通夜ぶるまいには訪れた人全員を誘いますが、遠慮する人を無理に引き留めないようにします。
また、参列する側は一口でも箸をつけるのが礼儀ですが、大声で騒いだりお酒を飲みすぎたりしないようにしましょう。

葬儀と告別式

もともとは別々に営まれていましたが、今では一緒に営むことが多いです。
その場合は一般弔問客も葬儀から訪れます。
葬儀とは、故人の成仏と冥福を祈って僧侶が引導を渡す儀式です。出席者も遺族と親族が中心となります。
それに対して告別式は、友人・知人など故人と縁のあった一般の人々が最後のお別れをする儀式です。

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